推しの推理小説について語らせてほしいっ…!
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小さい頃から読書好きで、”自分の部屋の壁一面を埋め尽くす本棚が欲しい!”と思っていた私。
大人になった今、念願の大きい本棚に圧倒されつつ、よりたくさんの本で埋め尽くしたいなと思いながら暮らしています♪
小・中学生のころに湊かなえさんや朝井リョウさん等の現代小説を読み漁り、
高校時代に純文学を通った私が
大人になってはまっているのが推理小説。
以前も推理小説に触れたことはあるものの、
ラストの”犯人はこの人…!”のこじつけ感・読者の置いてけぼり感を
強く受けてしまい、何とも言えない気持ちに…。
とはいえ、推理小説って大人だよなあ~!、かっこいいし、苦手な分野にしたらもったいない、
という安直な考えから、推理小説の世界へ足を踏み入れた。
最初は有名どころのアガサ・クリスティーさんやコナン・ドイルさんの本に挑戦。
ところが、面白さより、理解しつつ自分でも犯人予想を立てるのに
正直疲れてしまい、さらに日本にない概念の注釈にまた混乱し…(苦笑)
のめりこめないのはいかん、と洋書ではなく日本人の推理小説家を探すことに。
先述の通り、こじつけ感のある推理小説ではなく、
順を追って読者に寄り添いながら事件を展開しつつ、かといって
ネタバレしすぎず、ラストの衝撃を味わえる…
そんな作家がいればなあ…(・∀・)
…こんな要求を叶えつつ、苦手だった推理小説にハマらせてくれた
その道のプロ…!
それが、現在最推しの有栖川有栖さんだ!👏
彼は、国名にちなんだ推理小説の国名シリーズや 学生版アリスシリーズ等、
たくさんの推理小説を手掛けている。
(私が大好きな国名シリーズは、限定ドラマで再現されたこともあるので
紹介せずとも有名な御方であるが(・。・;))
国名にちなんだ本たち、ということで(便宜上)シリーズものになっているが、
基本読み切りで、前作との繋がりはないからかじり読みもできるし、
どの本を読んでも大変面白いのでおすすめ!
基本的に、国名シリーズは 主人公のポンコツアリスと、大学教授の火村コンビが
そのコンビネーションの如何を発揮し、難解事件を解決していくというもの。
読者は二人のやりとりに翻弄されながら頭を悩ませ、
時にはその国にまつわる事柄やネタに関心しつつ
真犯人に迫り、最後の種明かしで謎のトンネルを抜けたような爽快感を味わえる…
この流れの虜になってしまい、有栖川有栖さんの本を待ち望むひとりに(/ω\)
とはいえ彼は推理小説のプロであるから、様々な構成を見せてくれたことにも
心を打たれた。
前述のようなセオリー通りの構成でも、飽きずに読めるのが彼の素晴らしさなのだが…
最初に犯人が出てきて犯行現場について描かれてから、
火村たちの推理パートになるパターンや、
真犯人目線で物語が進み、火村たちに事件の詳細を暴かれる、というものもある。
こんなに色々な攻め方ができて、理論的にも崩壊していない、
なんという表現力!なんという思考力…!
長編でもダレず、短編でもしっかりと爽快感を味わえる。素晴らしい…
彼にハマってから、おかげで推理小説への苦手意識はなくなり、様々な著者の
本を楽しめるようになった。
もちろん、ほかの著者の本も完璧で面白く、尊敬の念は増す一方…
本を書けるって、すごすぎる~~~!!
ということで、新たなジャンルの本を読みたい方、
いつも同じような本の世界を旅している方、
良ければ有栖川有栖さんの世界にも一度足を踏み入れてみては…!
P.S.気まぐれで色々な本の紹介・読書感想文をつづっていこうと思うので
また覗きに来てくださいね📚
……end
何でも三日坊主な私の…
とありますが…
基本的に何も続かない三日坊主な私です…( ^ω^)
自信をつけたく、日記感覚でブログをはじめることにしました★
学生時代の自分は意識高く、勉強に筋トレ、バイトに遊びにと
忙しないけど充実した毎日を過ごしていました…。
ところが社会人になり、毎日の仕事・家事に日課のゲームで精いっぱい(´;ω;`)
さらにストレスで激太り。大好きだったおしゃれすら楽しめず、
以前の自分はいづこへーー
ということで!自分らしさを取り戻すために、まずは日記をつけようと
思い付きました。
三日坊主にならないよう頑張ります!